最も効率の良い英単語の覚え方、教えます!
質問
英単語の効率の良い覚え方を教えてください。
結論
短期記憶を長期記憶に
短期記憶
皆さんはテスト前一夜漬けで勉強したあの英単語を今思い出せますか??
テストのときは思い出せても、今は思い出せないと思います。
これが短期記憶というものです。
私も、数年前、東京で朝まで話した知らないオッサンの顔と名前は憶えていません。
長期記憶
皆さんは小学校の担任の先生の名前を憶えていますか?
憶えている方が多いと思います。
これを長期記憶といいます。
私も、高校時代のバイト先の店長の顔と名前はいまだに憶えています。
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線とは、学習した内容が時間とともにどれくらい忘れるのかを調査したものです。
人間がいくら一日で単語を1000個覚えても、翌日には250単語しか覚えていないのです。
ただ、次の日にも同じ1000個を覚えたらどうでしょう?
その曲線は緩やかになっていくはずですよね。
復習の大切さが伝わったと思います。
つまり英単語では、1日100単語、次に新たな100単語…と覚えていくよりも、1日1000個の単語を10日続けた方が単語の定着率は良いのです。
「暗記しよう!」とジィーっと見つめるよりも、読書をするペースで単語帳を何周もした方が効率は格段に上がります。
出来れば口に出して、視覚と聴覚の活用をした方がいいですね。
フラッシュバルブ効果
人間、印象の強い出来事は忘れないものです。
机に向かっているだけだと、単調すぎて記憶に残りません。
したがって
- 英単語のCDを聴きながら散歩をする
- 旅行先のカフェで覚える
など、いつもとは違う環境で覚えた方が定着しやすいです。
私も、パチンコを打ちながら英単語を覚え、そのときの単語が試験に出ました。
精緻化リハーサル
リハーサルとは、覚えたものを忘れないように繰り返し覚えることです。
その上で、精緻化リハーサルとは、ほかの知識と結び付けたり、イメージすることによって覚えるようにする方法です。
図を描いてイメージする
これも有効です。
ただ、自分で絵を描くのは時間対効果として効率が悪いので、強くはお勧めしません。
あらかじめ、イラストで描いてある単語帳はこちらです。
接頭辞や接尾辞でイメージする
接頭辞や接尾辞をあらかじめ知っていれば、単語暗記の効率も良くなります。
例えば、disappearという単語を見て、
dis(反対)+appear「現れる」と解釈すれば、「消える」と推測できます。
このような感じで、接頭辞や接尾辞も早い段階で覚えておくことをお勧めします。
初頭効果
初頭効果は、長期記憶において、最初に学習した部分が忘れにくいというもの。
単語帳の後半にかけて忘れていることが多いので、そこを重点的に覚えてもいいかもしれません。
まとめ
単語帳は読む感覚で何周もする
出来れば口に出しましょう。
机に向かってやるだけでなく、場所を色々変えてみよう
イメージしながら覚える
ただし、1単語に時間をかけないこと!!
単語帳の最後の方は忘れやすいので重点的に!
以上です。