【ざっくり解説英文法!】第1回 品詞
品詞とは
名詞
名詞は、ヒトやモノ、概念を表す品詞です。
これは日本語でも英語でも共通で、
【He】【guitar】【Ken】
など、ヒトやモノがある限り存在します。
動詞
日本語で動詞と言えば、
「勉強する」「走る」など、「~う」の段で終わるものとされていますが、英語でこれらは一般動詞という部類に属します。
「英語にはbe動詞と一般動詞の二種類がある」
と言われても、日本語でbe動詞が存在しないがためにその解釈は難しいものとなっています。
今回はその解説から。
be動詞
be動詞が一体どんなものかはわかりますよね?
これら【am】【is】【are】の3種類です。
使い方は主語が何人称か、そして単数か複数かで判断されますね。
「こんなもん分かるよ~余裕だよ~」
って方、ちょっと待ってください。
本当にわかっているか、同じbe動詞を使って質問を変えてみます。
では、『be動詞の意味は?』
これに答えられますか?
日本で育った日本語ネイティブの方はおそらく、
「~は」とか「~です」とか「~である」と答えるはずです。
では、日本語でいうところの「は」「です」「である」と訳す箇所には必ずbe動詞があるのでしょうか?
答えはNoですよね。
いいですか?本当のbe動詞の意味は
=
です。
例えば、
My name is Ken. であれば
My name = Ken. と表すことができ、
結果として「私の名前はケン。」と訳すことができるのです。
一般動詞(自動詞と他動詞)
先程言った日本語で「~う」の段で終わる系がこの一般動詞となります。
ただ、その一般動詞の中でも日本語ネイティブの人が今まで意識しなかったであろう、
自動詞と他動詞という分類があります。
日本語で議論すれば、「ウ〇コは出るものなのか、出すものなのか」的な問題ですね。
①他動詞
他動詞は、「何を?」と聞いて答えることができることが多いのが特徴です。
例えば、study「勉強する」という一般動詞の場合、「何を?」と聞いたら「英語」と答えることができます。
②自動詞
一方で、自動詞は「何を?」と聞いて答えられないことが多いのが特徴です。
例えば、live「住む」という一般動詞の場合、「何を?」と聞いても「・・・?」となりますね。
「どこに?」と聞くことはできても、「何を?」とは聞けないはずです。
形容詞
形容詞は日本語で「美しい」といったように、名詞の修飾をします。
これは英語でも同じで、
beautiful flower とか、
attractive appearance とか
で、名詞の修飾をします。
※下線部は形容詞特有の接尾辞です。
副詞
日本語では、
「とても」➡「勉強する」といったように動詞の修飾をしたり、
「とても」➡「美しい」といったように形容詞の修飾をします。
ただ、名詞の修飾だけはしません。
副詞が名詞以外の修飾をするのは、英語でも同じです。
例えば、
frequently 「頻繁に」 とか
completely 「完全に」 とかが挙げられます。
※下線部は副詞特有の接尾辞です。
練習問題
問1 次の空欄に埋まる言葉を書きなさい。
形容詞は( 1 )の修飾をし、副詞は( 2 )の修飾をする。
問2 次の中から自動詞を答えよ
ア、run
イ、watch
ウ、go
エ、arrive
オ、swim
以上です。
答えは…
問1
(1)名詞
(2)名詞以外
問2
ア、ウ、エ、オ
です。
これらの問題が解ければ次のステップに行きましょう!!